蘭王の秘密
次の日…最終日。
「咲蘭〜!」
陽太がらんらん気分でこっちにくる。
咲蘭「どーしたの?」
陽太「遼達が、海で泳いでる姿かっこいいから、来て…!絶対惚れるよ。」
咲蘭「わかった…。」
私は陽太に腕を引っ張られ、海まで言った。
遼と廉が、サーフィンで、競ってる。
二人とも様になってて、かっこいい!
でも、昨日の事があって、私は笑えない…。
遼とは、約束をしてしまってるし、椿さん達にも言うって、約束してるから、きちんと、話そう。
三日間。みんな、女子の群れに囲まれて疲れてるみたい。私の家に帰って、すぐ、寝てしまった。
私は、みんなに会わなかった方が良かったのかも知れない。
自分に甘くなってしまう。
こんなんじゃ、駄目!
総長だし、しっかりしなきゃ!