蘭王の秘密

遼「咲蘭ー!サラダには、せめて、トマトいれないでくれ。」

咲蘭「サラダには、トマト入ってるからな〜普通は。遼って、本当に嫌いなものは嫌いなんだね。」

遼「そりゃあ、嫌いだからな。」

咲蘭「なんか、もっと、苛めたくなってきた。〝黒笑〟」

遼「ゾクッ////////。なにする気だ?」

咲蘭「ちょっと、ついてきて〜。」

私は、遼の腕を引っ張り、マッサージ室に行った。




「咲蘭お嬢様、お久しぶりです。」

マッサージ師の中上 直哉さんが言う。

咲蘭「中上さん。遼に一番痛いやつ、お願い。」

私は遼を突き出して言う。

中上「遼様、こちらへどうぞ。」

遼が案内されたのは、ベッドだった。


中上さんは、遼に仰向けになる様に指示をして、遼が仰向けになったのを確認して、頭を押し始めた。

遼「あっーーーーーーーーーーーー!」

かなり、痛いみたい…。ものすごい叫び声。

五分くらいして、中上さんは、頭のマッサージをやめ、遼にうつ伏せになる様に指示をだした。

そして、中上さんは、遼の体の上にまたがり、背中をマッサージし始めた…。

ボキッ

ゴキッ

バキッ

遼の背中を思いっきりおす、中上さん。思った以上に遼の体が、硬かったのか、上半身の服を脱がそうとしてる。

遼の抵抗は虚しく、あっさり、中上さんに服を脱がされてしまった。

直接だからなのか、遼は物凄い、笑ってる。

痛みからくる笑なのか?
くすぐったさからくる笑なのか?

まぁ、いいや。一番痛いのが、最後に残ってるから。


五分くらいして、中上さんは、次に遼を椅子に座らせた。



そして、足裏を押し始めた。


遼「あっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

声が続く限り叫んでる。


よっぽど、痛いらしい。


でも、消化をよくしてくれるんだよ。遼。少しの間、頑張ってね。


十分くらいして、両足とも、やってもらい、叫びすぎで、疲れ果てた顔をしてる、遼。

咲蘭「遼、部屋に戻るね。」

ガシッ

遼「俺も戻る。」




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