エンドレス・ストーリー1
健斗<ハヤテ達は自分の相手を!>




ハヤテ<もう終わった>




海達が日本人形を倒した。









桐花<魔物の仕業じゃない?>





麗<まだわかりませんが>






リン<ここまでヤバいと、直接襲うのが、魔物だよ>





サラ<人間の仕業?>







リン<具体的には―――――――――>






鈴花は呟いた。







リン<魔物と似た力を持つ、能力者の一族とか>







<ただの能力者じゃない――――――>








後ろから声がした。







健斗<見て>






そこにあった岩に誰かが腰を下ろしていた。







それは――――――






長い黒髪に紫陽花色の着物を着た華奢な少女。







海<誰?>






<未来>







少女は言った。







海<は?>






未来<未来は未来>







どうやら、未来という名前らしい。







未来<ご機嫌よう>







ハヤテ<目的は?>







未来<あなた達がムダにした―――――――――>







桐花<どういう意味よ?>







未来<未来じゃなくて、こいつ――――――>







未来は精霊を呼び出した。
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