エンドレス・ストーリー1
海<当たりまえじゃん?健斗とか、桐花とか、ハヤテとボーリングしたいもん!>





海は無邪気な笑顔で言った。






無邪気だから。






無邪気だからこそ、







鈴花は苛立って、








リン<海くんのバカ!>








水を海にかけた!








海<リン?>







リン<バカ!>







海<ごめん>








海は言った。








リン<でも、ありがとう!>








海<え?>






リン<わたしもみんなで行きたいよ>







鈴花は言った。







海<よかった、なら、帰ろ!>






リン<そうだね>







二人は歩き出した。
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