エンドレス・ストーリー1
緋色の髪の少女―――夏南は呟いた。






夏南<そうね>






夏南の後ろで植物が蠢いた。










ハヤテ<やっぱり>






ハヤテは何かを感じたみたいだ。








海<何かわかったの?>






ハヤテ<桐生院がヤバい!>







ハヤテは感情を荒げて言った。






海<ヤバい?>








ハヤテ<日本刀、出せるか?>







海<やって見る>






海は意識を集中させる。








海<よし>







海の手元に日本刀が現れた。







ハヤテ<何とかできるみたいだな>








海<ハヤテは?>







ハヤテ<俺は―――――――――>








ハヤテはしばらく考えて言った。








ハヤテ<力を集中したい。あまり使いたくないな>







海<わかった>


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