エンドレス・ストーリー1
玲<皆様―――――――――>





リン<改変の運命って言うのは――――――>







鈴花が口を開いた。







その時だった。






無数の折り鶴が周囲に集まる。







サラ<何、これ>








<全部、聞こえてたよ>








中性的な声が響いた。








<だから、ごめんね>









声は言った。








どこか、酷薄な印象を与えた。








折り鶴が周囲に集まる。









そして、







鈴花たちは炎に包まれた。






サラ<あつっ!>






桐花<我慢して!>







リン<―――――――――!>





<幻影の中で安らかに眠ってね>







声は言った。







玲<それはこちらのセリフですわ>
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