エンドレス・ストーリー1
サラは笑って言った。




サラ<我と相棒の出会いを話す>





サラはそう言った。












我は精霊世界で暴れていた。






人間と契約せずに。







我は、精霊世界から追放された。何故か?







ハヤテ<自業自得じゃないのか―――>








風使い!余計なことをいうな!








今になってわかったよ。








三年前。








我がさ迷っていると、







<精霊よ。我の元へ!>






どこからか、契約儀式の声が聞こえた。







我は気になって、声のほうへ向かった。














そこは――――――






家。そして、







<精霊よ>






黒髪に青い瞳の少年が、水に鎖を浮かべて祈っていた。






天然の契約儀式か。







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