エンドレス・ストーリー1
海<え?>
ハヤテ<桐花には、サイコメトリー能力がある>
海<記憶を読み取る能力だよな>
ハヤテ<桐花の髪は、能力に目覚めて変色したらしい>
急に能力にメザメタものは。
髪の色が変色することがある。
健斗<女郎蜘蛛>
桐花<そう>
桐花は答えた。
その時だった。
ネックレスから煙が舞い、
蜘蛛が現れた。
どこか艶然な蜘蛛が。
<よく見破ったな>
女郎蜘蛛は言った。
リン<ご託はいい>
<そうね。食べたい>
海<食べたい?>
サラ<相棒>
海<うん>
リン<あなたはネックレスに何で、いたの?>
<教えないさ>
桐花<醜いからよね>
<―――――――――!>
桐花<あなたは、気持ち悪いと言われたのよ>
<貴様―――>
桐花<だから、ネックレスにいて絞め殺そうとするの?>
<ふざけるな!>
女郎蜘蛛は糸を撒き散らす!