エンドレス・ストーリー1
ハヤテは海を見た。





海は荷物に迷っていた。







海<これにしよう?>







または、






海<あれかな?>






健斗<海くん?>






サラ<相棒!そんなやんなくても――――――>







海<―――――――――>








ハヤテ<全く聞いてないな>







健斗<ハヤテ>







ハヤテ<―――――――――わかった>






ハヤテは海に近づいて、







小さな風を呼び出した。






海<ふにゃ!>






サラ<猫かよ>






健斗<気がついたみたいだよ>







海<何の嫌がらせだよ!>







ハヤテ<お前がさっさと、荷物をまとめないからだ>







海<だからって、容赦なさすぎ!>







ハヤテ<死にたかった?>



ハヤテはニヤリと笑った



海<お前―――――――――>




健斗<海くんは荷物>






海<まずっ忘れてた>





海はボストンバッグに荷物をまとめた。






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