Happinessclover
その日は、ノートを10ページくらい書いた
「そんなに嬉しいのか?」
と、少し馬鹿にしたように男の子は笑った
つられて私も一緒に微笑んだ
毎日毎日ノートを使ってお話をした
ノートもすでに半分くらいまで来ている
それより、男の子が話す話しは私にとって、絵本の中の物語の様な世界だった
私はまだ、この白い世界しか知らない。
窓から見える風景は、寂しくて何も変わらない
先生は少しと言ったのにもう3ヶ月もたっている
いつになったら私はここから出られるのだろう