光の巫女
「もうすぐ、もうすぐ・・・」

言葉を発しながら、歩を進めた。

ザァーーーーーーー

「ひゃっ!!」

風が木々たちを揺らす。

いきなりの音に、尻餅をついてしまった。

「いった・・・」

掌は擦り剥けるし、お尻は痛いしで最悪だ・・・

でも、早くしないと日没まで時間がない。


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