光の巫女
どうして凪自身がそんな発言をしたのか、菖蒲には理解できなかったが、凪は何も考えずにそんな事をいう人ではないと、菖蒲はそう信じていた。


「まぁ、いいや。菖蒲ちゃん修行で疲れたでしょ?僕とこれからデートに行かない?」


「えっ?でも、あの・・・」


先ほどのような人を射殺せるような視線は、一瞬にして優しい笑顔を菖蒲に向ける。その凪に対して菖蒲は安心する。

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