光の巫女

「東峰院家には、俺一人で戻る。光巫女や九尾、そんなものとは関係ないところに、逃げろ・・・」


　でも、ここで想いを飲み込んでしまったら、何も始まらない。


　あの時、自分から離れることを決意したけど、それは間違いだったって気づいたんだ。


　あんなにも後悔してしまったことなんて、今の今までなかったのだから・・・


「・・・やだよ・・・　あたしは円と一緒に戦いたいのっ！生きていきたいのっ！だから・・・」