光の巫女

「南川家は栴の子孫に当たる家系だ。栴はその子孫たちの中に光巫女の力を受け継ぐよう、呪（シュ）を掛けた。
それがお前だったんだ、菖蒲」

「あたしに・・・そんな力が・・・」

「海が言っていただろう。為さねばならないことがあると。
それは、東峰院家当主と共に封印を強化しなければならない。お前の退魔の力。東峰院の封魔の力が合わさることで完璧なものとなる」

「無理だよ、そんな力・・・あたしには扱えない・・・」

「南川家は栴の子孫に当たる家系だ。栴はその子孫たちの中に光巫女の力を受け継ぐよう、呪（シュ）を掛けた。
それがお前だったんだ、菖蒲」

「あたしに・・・そんな力が・・・」

「海が言っていただろう。為さねばならないことがあると。
それは、東峰院家当主と共に封印を強化しなければならない。お前の退魔の力。東峰院の封魔の力が合わさることで完璧なものとなる」

「無理だよ、そんな力・・・あたしには扱えない・・・」


あの時、十二神将を召喚できたのも何かの奇跡が起きたのだ。

物の怪が見えるだけの少女が、命を掛けるなんて出来るわけがない。