STRANGE ~忘れないでね先生~
塾の始まり
5月4日(木) 時間は7時
始まるのは20分から


オカンに塾に近いコンビニ、ファミマまで
車で送ってもらい、塾の前に来た。

「紹介された友達はいますか?」
「ぁ、、はい。」
「名前は?」
「すすす鈴木由菜さんです」

緊張のあまり、どもってしまった・・・
というかうちはよく“どもる”。

「ふふ。すすす鈴木由菜さんですね?」

一瞬にして、この人が嫌いになった。

コレが先生?


最低だ。人が気にしている事を真似するなんて。


気をとりなおして、中へ入る。

「(わぁ~塾っぽ~い)」と、心で叫んだ。

教室には、先生・・・がたくさんいる。

由菜に聞いたところ、国語の先生を抜いた全員が
集まっていて、今日は先生大集合
・・・らしい。


みたところ・・・
「 ((をぉ。顔はいいほうばっかじゃん。
すごいな、塾って)) 」

と、浸っている時に、、
「安藤ちゃん!!!」

「・・へ!?」
「久しぶり~vv」
「!!!?」

「わぁ安藤ちゃーんvv」
「!!!!!!??」

小学校は同じだけど中学で離れた子やら、
同クラの、3年3組の女子が由菜の他にもう1人いた。

だいぶ話せる子がいて、安心した。

「知ってるの!?」と、塾の先生方は驚いていた。


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