*ちぇりーダーリン*
「えと…なに?」


キリヤのほうへと顔を向けた。

「………」


え?


またキリヤの顔が近づいてきた。


また…??


ふと脳裏によぎるあの出来事。

あたしのカラダは無意識に震え出した。


そして、キリヤに肩を掴まれた。


またなの?


動いて、あたしのカラダ。


でも、力を入れたつもりでも入らない。


やだよ!!


きつく目を閉じた。
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