*ちぇりーダーリン*
「くっくっく…、危ない、ところでしたね。脈拍も正常値を越えていましたよ」


「…………」


あたしは一瞬、脳がシャットダウン。


宇宙人の力をこんなとこで使って…。


異常なまでの引力に引っ張られたあたしを目の当たりにして…。


キリヤは…??


あたしはばっと勢いよく振り返る。


「なっ…笹川。いつの間に…。あれ…?」


マヌケな顔でキリヤは、あたしに駆け寄ってきた。


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