*ちぇりーダーリン*
なのに、目の前のやつは三等身なんてものじゃない。


八頭身くらいある。


宇宙人は、あたしを見下ろした。


それでやっと顔の全貌が明らかになった。


へ…?


ちょっと、こいつ…。


頭に二つ、変な触角伸びてんだけど!?


髪、青いし!!


顔もペイント入ってるし!!


でも、あたしから見たら、
結構フツーに人間風。


「あの~…。」


「$*@#%¢£¥」


いや…、わかんないから。


誰がわかるの。そんなの。


「う…宇宙人さんですよね??」


なんとも微妙な質問をしたと自分でも思う。


そしたら、宇宙人は触角をあたしに向けた。


やばっ…光線発射!?


思わず目を閉じて、じっとする。


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