*ちぇりーダーリン*
 「っきゃあー!!まじ!?まじ!?リョーヘイくんと!?いいなあー!」


リョーヘイ、自分をそんな立ち位置に…。


あたしは、騒ぐ友人を横目に自分の席に向かった。


「キリヤ、おはよ。」


「…………。」


ちょっと無視はないんじゃない??


キリヤはなぜか膨れっ面だ。


「キリヤ!おはよってば!!」


「…ん、…ああ。」


ああ。って何!?


「…機嫌悪いんだったら、看板ぐらい立てといてよ。バカ。」

あたしはかばんをドサッと下ろして席についた。


もう、なによっ。
< 48 / 216 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop