虹のソラ
「なんで?」と聞くと、やっぱり答えてくれなくて・・・。
ノートの端っこに、「好未のこと好き?」と書いて、見せてみると、返事が返ってきた。「悪いか?」って・・・。好きだったの!?知らなかった。
じゃぁさ、4年の頃って・・・。
「両思いだったんだね。」って、言ってみた。
「そ、そうだったのかよぉ・・・。」って口パクで、悲しそうに呟いていた。
ごめんね、副嶋。
あたし今 『颯太』のことで、アタマがいっぱいなんだ。
両思いだったとしても。こんなにも悲しくなるとか・・・男子もあるんだ。
颯太がこの話をしていることに気づき、「どうした?」って、言ってくる。「なんでもない」って返すけど、やっぱり気になってるらしくて。
「なんでもないって!」
「いや、なんかあるだろ?」
そ、そんな低くて、可愛い感じのコエで、言わないでよ・・・。
なぜか、ドキドキしてきて、なんか、悲しい感じがする。
だって、言いたくても、言えなくて。
ノートの端っこに、「好未のこと好き?」と書いて、見せてみると、返事が返ってきた。「悪いか?」って・・・。好きだったの!?知らなかった。
じゃぁさ、4年の頃って・・・。
「両思いだったんだね。」って、言ってみた。
「そ、そうだったのかよぉ・・・。」って口パクで、悲しそうに呟いていた。
ごめんね、副嶋。
あたし今 『颯太』のことで、アタマがいっぱいなんだ。
両思いだったとしても。こんなにも悲しくなるとか・・・男子もあるんだ。
颯太がこの話をしていることに気づき、「どうした?」って、言ってくる。「なんでもない」って返すけど、やっぱり気になってるらしくて。
「なんでもないって!」
「いや、なんかあるだろ?」
そ、そんな低くて、可愛い感じのコエで、言わないでよ・・・。
なぜか、ドキドキしてきて、なんか、悲しい感じがする。
だって、言いたくても、言えなくて。