虹のソラ
もっと・・・あたしの気持ちに・・・気づいて・・・?

近づきたい・・・。

でも、近づいたと思えば・・・遠くなる。

手が届かない。

目を瞑れば、出てくる貴方・・・。

笑ってるんだよね、にこって。

そのエガオ・・・あたしだけのものには出来ないのかな。


見つめるけど・・・いいかな?

ダメ・・・かな?

拳を握った。

「そんな顔しちゃダメだよ。」
「えっ?」

にこっと笑った顔が可愛い和歌那だった。

「好未は、エガオが~・・・1番なんだから♪」
「・・・うん、ありがと。」

思わずエガオになってしまう。

でも・・・怖かった。
いつまで・・・一緒にいられるの?
貴方と・・・あたし。
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