虹のソラ
妄想に埋れる
その瞬間―

ばたっ・・・

「大丈夫っ?」
颯太・・・だった。
「うんっ・・・。ありがとぉー。」
颯太は、照れ笑いを浮かべた。
そうっ!この顔が見たかったの☆
「かっわいいねぇー♪」
「そ、そうか?」
「うんッ☆☆」
「ありが・・とな。」
「スキ・・・かな。」
「は・・・?」
「スキィ・・・かもしれないんだ。」
「そ、そうだったのかぁー。」
「わ、悪かったね!スキで!」

ギュっ・・・

「えっ・・・・・?」
「俺もー・・・スキ・・・かもしれねぇ。」
「そっ颯太ッ・・・。」

抱き合っていた。
ねぇ・・・本当・・・なのかな?
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