虹のソラ
次の日。

清々しい朝になり、太陽の光が注ぐ教室の窓に寄りかかる。

「ふぅぅぅ~んっ・・・。」
「おはようございまーす。」
センセイが挨拶しても、無視する人ばかりの今日この頃。

颯太は、遅れて、学校に着いたらしい。
まだ、机の上にランドセルが乗っている。

「山本君!」
「・・・は、ぃ・・・。」
「ランドセル片付けて。」
颯太は、黙ってランドセルを片付けた。


「左藤さん、田中君。朝の会・・・はじめて?」
「・・・・・。」
無視。
絶対的に無視!

でも、はじめなきゃいけないから、黙って、前に出る。

「これからー朝の会をーはじめますっ・・・。」

・・・ヤダァー。

めんどい。

「センセイの話っ」

あー終わった終わった!!
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