虹のソラ
「そうっ?」
あ・・・口に出してたみたい。
「好未好きな人いるでしょー?」
「い、いるわけないじゃぁ~んっ!」
「動揺してますけど?」
「気のせいじゃないのっ?」
「そ、そう・・・。」
諦めたみたい。
コイに関しては、あたしも凄く弱虫で、コイなんてしたことなかった。コイってこんなにもドキドキして、気になるもんなんだね。不思議な時間が過ぎてく中であたしは、ひとり取り残される。
『好きぃ~』だなんて、颯太にいえるわけがない。絶対に「なんで?」って聞かれるだろうに・・・。そのとき、なんて答えればいいの?なんていえばいいの?
そんな不安が過ぎる。
ユメでは、颯太がカレシなんだ。妄想過ぎて、メチャメチャだけど。やっぱりあたしって、モテないよね。有紗も言うし。「Miss ブス」って。そんなに“ブス”かな、あたしって。嫌われるほど、ブスかな。自分で、可愛いなんていわないけど、マシなんじゃないのかな。人それぞれ好みは、違うから。そんなことを思っても、嫌になってって。このコイは、叶わないって思ってしまうんだ。
「ねぇ。」
「はいっ!」
颯太が「ねぇ。」ってあたしに話掛けてくれたんだ、嬉しい・・・。微かな喜びでさえ、いまでは、凄く嬉しくて、嬉しくて。泪が出そうなくらいに、嬉しくて。コイは、こんなもんってダレかに聞いた事があるな。
「聞いてる?」
「あぁ・・・。ごめん。聞いてなかった。」
「もう・・・。説明するね。」
「うん・・・。」
迷惑掛けちゃうな。あたしじゃ、くだらないただの“ブス”なんだね。
やがては、自分にも自信がなくなって。悲しくなって。
「そうだね・・・。」
「ん?」
「あぁ。なんでもないっ!そしたら、こうのが・・・。」
「そぅっか!ありがとな。」
―ドキッ
「う、うん。」
あ・・・口に出してたみたい。
「好未好きな人いるでしょー?」
「い、いるわけないじゃぁ~んっ!」
「動揺してますけど?」
「気のせいじゃないのっ?」
「そ、そう・・・。」
諦めたみたい。
コイに関しては、あたしも凄く弱虫で、コイなんてしたことなかった。コイってこんなにもドキドキして、気になるもんなんだね。不思議な時間が過ぎてく中であたしは、ひとり取り残される。
『好きぃ~』だなんて、颯太にいえるわけがない。絶対に「なんで?」って聞かれるだろうに・・・。そのとき、なんて答えればいいの?なんていえばいいの?
そんな不安が過ぎる。
ユメでは、颯太がカレシなんだ。妄想過ぎて、メチャメチャだけど。やっぱりあたしって、モテないよね。有紗も言うし。「Miss ブス」って。そんなに“ブス”かな、あたしって。嫌われるほど、ブスかな。自分で、可愛いなんていわないけど、マシなんじゃないのかな。人それぞれ好みは、違うから。そんなことを思っても、嫌になってって。このコイは、叶わないって思ってしまうんだ。
「ねぇ。」
「はいっ!」
颯太が「ねぇ。」ってあたしに話掛けてくれたんだ、嬉しい・・・。微かな喜びでさえ、いまでは、凄く嬉しくて、嬉しくて。泪が出そうなくらいに、嬉しくて。コイは、こんなもんってダレかに聞いた事があるな。
「聞いてる?」
「あぁ・・・。ごめん。聞いてなかった。」
「もう・・・。説明するね。」
「うん・・・。」
迷惑掛けちゃうな。あたしじゃ、くだらないただの“ブス”なんだね。
やがては、自分にも自信がなくなって。悲しくなって。
「そうだね・・・。」
「ん?」
「あぁ。なんでもないっ!そしたら、こうのが・・・。」
「そぅっか!ありがとな。」
―ドキッ
「う、うん。」