体操座りと救世主

「愛のことなんだが…しばらくここには来れない。」

『どうして。』

「今体調を崩してて、家で寝てる。」

『大丈夫なのか?』

「大丈夫だ。有名な医者が明日には来てくれると言うから。」

『そうか。わかった。』

「うん。愛が元気になるように、お前も祈ってくれ。」

龍は頷いた。

誠はなにがなんでも愛を助けようと意気込みながら家に帰った。

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