体操座りと救世主

「タケ?どしたん?」

「思い出せそう。」

「へ?」

「龍の名前思い出せそう!エメラルド引っ掛かるんよ!近いんかもしらん!」

「え!?ほんと!?」

「おん!でもはっきり出てこん。」

「メモっとこ!エメラルドメモっとこ!」

綺麗な龍の鱗。これを見て愛は名付けたのだろうか。

やはり愛は俺の中にいる。同じ感性がどこかに眠っているはずだ。

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