体操座りと救世主

未知の世界。こんなところに足を踏み入れていいのだろうか。

立ち止まっていると、手招きされた。

「何しとるんだ。はよこい。」

「あ、はい。」

おじいさんは何故か俺を台所に連れて行った。

「俊介、昨日の夜から何も食べてないんだ。これを持って行ってくれ。」

「え、」

お盆に乗せられた豪華な食事。

昨日の夜から?俺のせいか。

「わかりました。」

メイドさんに案内され、部屋についた。

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