体操座りと救世主
6、愛とは何か
「なあーヨネー?」
「なんよータケさんー。」
「愛ってなんかなー?」
「はい?」
ケータイゲームをしていたヨネが怪訝な顔をしてこちらを見た。
一瞬考えた後、今度はニヤニヤしている。
「なんー?タケさん恋でもしたん?」
「違うー。なあ、なんやと思うー?」
「そやなー…うーん…」
腕組みして考え出したヨネ。真剣に考えてくれるのだろうか。