体操座りと救世主

「恋とかはしたことないん?」

「あるよ。初恋は小学校やし、中学んときは彼女もおった。」

「そっかあ。」

恋愛ではないのか。ますます分からなくなった。

「誰か愛についての講義してくれんかなー。」

「タケ、それ何も知らん人が聞いたらさぶいと思われるよ。」

「いや、今自分でもさぶいと思ったわ。」


講義が終わると2人は起きた。

「今日俺学食行くわー。」

ヨネが伸びをしながら言う。

「めずらし。」

「ご飯炊くん忘れてたからな。」

「俺も行こうかな久しぶりに。」

ナカヤンも便乗し、4人で行くことになった。

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