とけない気持ち
「ん、私さ」

「うん」

「2番目でもいいから」

「え、っと?」

「結衣ちゃん戻ってきたら別れてもいいよ、付き合ってよ」

「...優はそれでいいの?」

「いいよ」

笑顔を見せた優を、俺は躊躇いながら抱き締めた。

幸せの裏で、激しい罪悪感。

結衣を裏切ったような気持ち。
< 22 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop