お茶の香りのパイロット
アルミスはソファーに座っているフィアに覆いかぶさるようにしてくちづけした。
「うっ・・うう・・・ん~~!」
2度3度と動作を繰り返して、唇を離すとフィアを強く抱きしめた。
「挨拶であっても許せないんです!
私はまだまだ若造ですね。
ゲームに勝って、またこんなことをしてフィアに嫌われてしまうのに。」
「お気に入りってこういうことがしたいからなんですか?」
「うん。・・・でもキスとか体目的だとは思わないで。
上手く説明できないけど、ラーガが君と話したのと同じように私はすごく魅かれたのです。
こうやっていっしょに居て、お茶を飲んだり働いたり、戦ったり。
さっきだって手加減はせずに真剣に作戦を立てた結果です。
戦闘前はワクワクして、最後は君の気持ちまで気がまわらなくて、勝ちを楽しんでしまった。
すみません。」
「どうして謝るんですか。
私が弱くて、私が負けて、私が負けを認めたんですから・・・。
実戦だったら私は敵に何をされてもどうにもできませんから。」
「敵だったらそうなってしまうのでしょうけど、私は敵じゃない。
いや、わかってます。
君は、怒っているんですよね。
だからそんな話をして・・・。」
「ディーナに負けたくないんです。
私、ディーナ相手にきっと今のままだと技術でずっと劣っています。
怖いんです。嫌なんです。
アルミスに守られてそれだけなんて・・・つらいんです。」
「えっ!?」
「技術的に強くなりたくて・・・あれほどまで積極的なディーナより明らかに劣るところをアルミスに見られたくない。
ボロボロに負けて自分では何もできないみたいに言われるのが嫌です。
それじゃ、きっとあなたにもいずれ見放されます。」
「フィア・・・君は私のお気に入りなのを望んでくれている?
私は見放したりしません。
ただ、今の状態では愛をささやいたり、プロポーズはできません。
それはわかってください。
大好きですよ。
他のスタッフの仲間とは別の意味でね。
早く、細々した戦いを鎮静化させて平和な街のカフェを経営できたら、そのときは・・・ね。」
「アルミス・・・だけど、あなたはその頃はきっと国を建てなおすんだとみんな言ってますよ。
だから、私とは・・・。」
「その仕事をやりとげる能力は私にはありません。
機械オタクの喫茶店のマスターしかできる能力はないんです。
政治は選挙で選ばれた人たちでやった方がいいと思いますしね。
何かの間違いで、私が王様をやることになってしまった場合でも、誰かに命令されてめとる妻はいりません。
なんだかんだと言われることのない活躍をせねばなりませんけどね。
だから、あなたの力を貸してください。私の力になってください。」
「なれません・・・先にアルミスの力を貸してくれなきゃ、無理です。」
「はぁ?どういうことですか。」
「私に戦い方を教えて。教えてください!」
「ぷっ!!負けず嫌いなんですねぇ・・・フィアも。
いいですよ、時間が取れる限りお相手しましょう。
でも、私の時間は貴重なのはご存じですよね。
なので、あなたが負けたら今みたいにあなたにキスすることが教える条件です。」
「そ、そんなっ!足元見過ぎです。」
「嫌ならいいんですよ。他の人に練習台になってもらえばいいだけですし。」
「他の人でもいいです。練習台はどなたでもいいので私は強くなりたいので・・・」
「ストップ!はぁ・・・どこまで真面目なんですか。
さっき恋人のキスをした相手に練習台になるような男を紹介しろというんですか。
私の負けです。無条件にお教えします。」
「ほんとに?ぜひ、ぜひお願いしますねっ!
じゃ、私はアフィニの調整を見てきますね。」
「あ、フィア!!ちょっと・・・はぁ・・・フィアは私のキスより腕のいい男希望とは・・・はぁ。」
「うっ・・うう・・・ん~~!」
2度3度と動作を繰り返して、唇を離すとフィアを強く抱きしめた。
「挨拶であっても許せないんです!
私はまだまだ若造ですね。
ゲームに勝って、またこんなことをしてフィアに嫌われてしまうのに。」
「お気に入りってこういうことがしたいからなんですか?」
「うん。・・・でもキスとか体目的だとは思わないで。
上手く説明できないけど、ラーガが君と話したのと同じように私はすごく魅かれたのです。
こうやっていっしょに居て、お茶を飲んだり働いたり、戦ったり。
さっきだって手加減はせずに真剣に作戦を立てた結果です。
戦闘前はワクワクして、最後は君の気持ちまで気がまわらなくて、勝ちを楽しんでしまった。
すみません。」
「どうして謝るんですか。
私が弱くて、私が負けて、私が負けを認めたんですから・・・。
実戦だったら私は敵に何をされてもどうにもできませんから。」
「敵だったらそうなってしまうのでしょうけど、私は敵じゃない。
いや、わかってます。
君は、怒っているんですよね。
だからそんな話をして・・・。」
「ディーナに負けたくないんです。
私、ディーナ相手にきっと今のままだと技術でずっと劣っています。
怖いんです。嫌なんです。
アルミスに守られてそれだけなんて・・・つらいんです。」
「えっ!?」
「技術的に強くなりたくて・・・あれほどまで積極的なディーナより明らかに劣るところをアルミスに見られたくない。
ボロボロに負けて自分では何もできないみたいに言われるのが嫌です。
それじゃ、きっとあなたにもいずれ見放されます。」
「フィア・・・君は私のお気に入りなのを望んでくれている?
私は見放したりしません。
ただ、今の状態では愛をささやいたり、プロポーズはできません。
それはわかってください。
大好きですよ。
他のスタッフの仲間とは別の意味でね。
早く、細々した戦いを鎮静化させて平和な街のカフェを経営できたら、そのときは・・・ね。」
「アルミス・・・だけど、あなたはその頃はきっと国を建てなおすんだとみんな言ってますよ。
だから、私とは・・・。」
「その仕事をやりとげる能力は私にはありません。
機械オタクの喫茶店のマスターしかできる能力はないんです。
政治は選挙で選ばれた人たちでやった方がいいと思いますしね。
何かの間違いで、私が王様をやることになってしまった場合でも、誰かに命令されてめとる妻はいりません。
なんだかんだと言われることのない活躍をせねばなりませんけどね。
だから、あなたの力を貸してください。私の力になってください。」
「なれません・・・先にアルミスの力を貸してくれなきゃ、無理です。」
「はぁ?どういうことですか。」
「私に戦い方を教えて。教えてください!」
「ぷっ!!負けず嫌いなんですねぇ・・・フィアも。
いいですよ、時間が取れる限りお相手しましょう。
でも、私の時間は貴重なのはご存じですよね。
なので、あなたが負けたら今みたいにあなたにキスすることが教える条件です。」
「そ、そんなっ!足元見過ぎです。」
「嫌ならいいんですよ。他の人に練習台になってもらえばいいだけですし。」
「他の人でもいいです。練習台はどなたでもいいので私は強くなりたいので・・・」
「ストップ!はぁ・・・どこまで真面目なんですか。
さっき恋人のキスをした相手に練習台になるような男を紹介しろというんですか。
私の負けです。無条件にお教えします。」
「ほんとに?ぜひ、ぜひお願いしますねっ!
じゃ、私はアフィニの調整を見てきますね。」
「あ、フィア!!ちょっと・・・はぁ・・・フィアは私のキスより腕のいい男希望とは・・・はぁ。」