美形生徒会長様をハントせよ!
前を歩いていたはるちゃんがあるお部屋の前で足を止めた。

「このお部屋が男子の皆さんに使ってもらうお部屋です。右隣の部屋が私と渚ちゃんの部屋です。荷物置き終わったら部屋の前に出ましょう。では私たちも部屋へ」

男子達といったん離れ、隣の部屋へ行った。

「入りましょ?」

「うん!」

はるちゃんが扉を開けてくれた。そこに見えたのは、窓の外に広がる綺麗な川と青々とした木々。

そしてなによりも…



「広っ!部屋広っ!二人には広すぎない!?」

「こんなもんだよ?」


だってもう、こう…大縄跳びできるわ!

広すぎて表しようがない!大縄はないだろ!
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