美形生徒会長様をハントせよ!
おまちょえおまちょえと呪文のように言う渚を横目で見ながらジュースを飲み干した。


「そういや山代は?」

ここには渚しか居ないわけで。

「はるちゃんはお部屋です!私は会長の匂いがしたので来ただけで」

「…じゃぁ、戻るか」

「はい!」

元気よく返事をするこいつは俺とは違って疲れてるようには見えない。

「ご飯の後は花火して肝試しです!」

‘今日’は長いな…。

それと、


「渚。浴衣、はだけてる」

「あ、ホントだ」
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