美形生徒会長様をハントせよ!
旬と渚が片づけをしている間、優と話をした。


「海さぁ」

「んー?」

「渚ちゃんのこと好きでしょ?」

「はぁ!?」

いつもと変わらぬ表情で話す優。 それが逆に怖い。何を考えてるんだかわからねぇ。

「…別に好きじゃねぇよ。ただのストーカー」

いや、究極のストーカー。


「でも、いつも渚ちゃんのこと見てるし。ほら、さっきだって」

「それはー…たまたまだ」

「ふーん?」

何でこんなことを聞くのか。何の意図があるのか。

「お前はホント読めねぇやつ」

「海が分かりやすいだけだよ」

「それはない」



はず。
< 127 / 327 >

この作品をシェア

pagetop