美形生徒会長様をハントせよ!
優との会話も肝試しをするからやめた。


「いや、聞いてない!」

「言ってないですし、当たり前じゃないですか?」

「涼くんの当たり前がわからない!」

少し離れた場所で渚と涼介がもめている。

「どうかしたのか」

「聞いてください会長!涼くんったら肝試しは一人で行くものだって言うんです!私とはるちゃんは女の子なのに!」

「渚ちゃん、私はこの辺慣れてるし大丈夫だけど…」

「いいや!女子には変わりないよ!」

「まぁ、確かに…」

「!ですが、会長。肝試しというものは一人で行かなきゃ何の意味もありません」

「違う!会長と行かなきゃ何の意味もないんだ!ラブハプニングが起きないじゃないか!」

「山代も慣れてるってことで一人ずつにしよーぜ」

「うぇ!?何で!?」

「自分の発言思い返せ」
< 128 / 327 >

この作品をシェア

pagetop