美形生徒会長様をハントせよ!
はずだった。

「分かっております会長さん」

目の前の少女は泣くとは逆に笑っている。

え?壊れた?

不思議に思いつつも用は済んだと思い立ち去る。

が、引き留められた。


「まだ何か?」

「私は鶴来渚です。はい、復唱!」

本日2度目の自己紹介。復唱と言われ戸惑いながらも「え?鶴来渚?」言ってしまった。


すると鶴来渚は満足そうに笑い

「OK!これで覚えましたね?これから覚悟して下さいね?」


俺の脳裏に強烈なインパクトと、謎の言葉を残し嵐のように去っていった。




まぁ、その謎の言葉はすぐに理解することになるが。
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