美形生徒会長様をハントせよ!
「くぅ、仕方ありませんね。名残惜しいですが…」

眉間に皺を寄せながら言う。

「ブハッ!渚、その顔!超おもれぇ!」

…その顔が旬にはウケたよう。旬の笑いの感性はどこかおかしい。


「いくら面白いからって本人前にして言わないで下さいよ!仮にも私、レデーですよ!てゆーか失礼でしょ!」

レディーな。そして仮にもなのか。


「うちの妹になんてk「…じゃ、みなさん!また学校で会いましょう!」」

「ん」

「ばいばい、渚ちゃん、根上先輩、鹿島君!」

「またね」


「とうとう話すことさえ許されなくなったのね…」
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