美形生徒会長様をハントせよ！

じゅう

渚side

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時は流れ2月。とびすぎだと思ったやつ、グラウンド2周。


よの中こんなものなのよ。ほら、よく思い出してみて？『あれ？ここの雑貨屋さん昨日までハロウィン仕様だったのにハロウィン終わったらもうクリスマス仕様じゃん』ってあるじゃないか。


今回も同じさ。



「『つい1ページ前まで正月ムードだったけど、ページをめくれば早バレンタイン』ってね…。もはやここまでくると逆に誇らしいね。読者だっていい加減飽きているはず。こんなボケとツッコミが飛び交う話なんて。そろそろ心拍数が上がる話を読みたいだろうに。

はぁ～…。しかたない。飽き飽きしている読者のため、チョコレート業界の罠に掛かってあげましょう。『バレンタイン』を利用してあげましょう…」


「いきなりツラツラと長文並べないでくれる？」


雑誌のバレンタイン特集を見ながらツッコミをしてくるのは藍ちゃんだ。何話ぶりの登場だ？


「ふむふむふむ…」

「なによ…」