美形生徒会長様をハントせよ!
「私が愛を放ち、会長が綺麗に避ける。この関係の上にも下にも行ってない!」


俗に言う、友達以上恋人未満。それか、ただの先輩後輩。


確かに、心のどこかでは今の関係に満足していたのかもしれない。

恋人ではなくても、好きな人の傍に居ることができて。


だけど、このままではダメだと思った。


「ふーん。でもさ。それとバレンタインのくだり関係ないでしょ」

「いいや。大いに関係ある」

「は?」


「私、会長に、






お菓子めっちゃ作ってるじゃないかぁぁぁぁぁぁ!!!バレンタイン効果はもはや皆無じゃんかよぉぉぉぉ!!!」



「うるさっ」
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