美形生徒会長様をハントせよ!
本当は、最初からわかってた。

どんだけフラれても、やっぱ大好きで。
多分、会長が結婚するまで諦めれないと思う。


「藍ちゃん。私会長がやっぱ好きなんですよ。どれだけ会長に嫌われても、会長が好きなんだよ…。私嫌な性格してるよね、ははっ」

色んな思いが込み上げてきて、あっという間に私の目には涙が溜まった。


「そんなのあたしも会長様も知ってるわよ!だから!今まで通りに会長様に愛を豪速球でぶん投げて来なさい!今すぐ!」


「藍ちゃん…!!わた、私!行ってくる!」

溜まった涙を拭い、一目散に駆け出した。






「ほんっと、あんたのこと放っておけないわ。あたしも……会長様…ね」




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