美形生徒会長様をハントせよ!
私の応援もあってか、会長のチームは少しずつ点を稼ぎ見事勝利。てことは、優勝だ!


「やったよぉぉ!藍ちゃあぁぁん!!嬉しすぎるよぉぉ!!」

嬉しすぎて半泣きになる。うぅっ。家帰ったら写真見直そう。

「…何であんたが一番喜んでんのよ」

「あ、会長のところに行かなくては!」

私はまた藍ちゃんの手を引いて猛ダッシュ。いやBダッシュ。


「会長!」

試合が終わって誰よりも早く会長の元へ。

「優勝おめでとうございます!!」

「…ありがとう」

またまた呆れ顔。ふへへ。

「会長!タオルどうぞ!あと、会長のために作ってきた疲労回復もバッチリな蜂蜜レモンジュースです!」

怪しい目を向け、手作りジュースに口をつけ、喉仏を上下に動かし……やばい!かっこよすぎる!鼻血出そう!会長セクシィーすぎるぅぅぅ!!

「…ヨダレ拭け」

鼻血の代わりにヨダレが。

「会長、どうですか?まずいですか?」

まずかったらどうしよう。私が貰えばいいの?間接キス…?うん。悪くないな。

「…うまい」

「ほんとっすか!?」

「何で疑うんだよ。うまいって言ってんだろ?」

…ますます好きです会長。
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