美形生徒会長様をハントせよ!
「よかったら泊まりませんか?部屋は沢山あるので!」

「いいの!?お泊まりなんかしちゃって!」

「私は来てくれると嬉しいんですが…」

「行く!!行く!ガールズトークしよう!」

渚が言うと山代も笑顔になる。女同士通じるものがあるのか、無いのか。

「会長も行きますよね!?」

「ホントに大丈夫なのか?」

家の人とかに迷惑かけるんじゃないのか?なんせ渚がいる。


「大丈夫です。母が友達でも呼んだらと…」

「じゃあ、お邪魔しようかな」

「副会長も、鹿島くんも…」

「俺も行こうかな」

「皆さんが行くなら」

それを聞いて一安心したかのようにホッとしている。

「根上先輩は…」

あぁ。旬のこと忘れてた。

「私が連絡する?」

「お願いします」

旬のことだから来るだろう。遠慮を知らないあいつはな。
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