ハロウィンの魔法
ポッ
とハルくんの顔が赤くなる
「やべ、俺今世界一幸せ者……」
そう言って、もう一度あたしのことを抱きしめてくれる。
「…ん、ハルくんあったかい…」
あたしも、ハルくんの背中に手をまわして……
その時、ハルくんの体がビクッとした。
「ハルくん、どしたの…?」
話しかけても返事がないので、顔を見上げる
「い、今こっち見るな……」
「え?」
ハルくんの忠告は既に遅く、
あたしはハルくんの顔を見ていた
「ハルくん顔真っ赤……熱ある?」
「やめ…それ以上は……」
ハルくんのおでこに手を当てる