ハロウィンの魔法
「ほら、我儘言わないで?」
「いやだ」
もぉおおおおおお!!!!
「…てか、昨日あのまま…って、どういうこと?」
ん?
「ハルくん、覚えてないの?」
「ん…桃華に好きって言って、抱きしめたとこまでは覚えてる」
そこからは、頭がぼーっとしてたことしかおぼえてない
と言って、考え込む。
惚れ薬のせいかな……
「えっ…じゃあそのあとは……////」
うぅ……あたし、今、絶対顔まっか…
「んー?桃華チャン、なにがあったのかな?」
あたしが赤くなるのを見て、ニヤッとするハルくん。
「ぃ…いや、特になに…も、ありましぇん……」
「正直にいいなさーい」
そう言って、じっと目を見つめられる
「……ゅー、……された…」
「ん?」
「ハルくんに…っ……ちゅーされたのっ!」