Snow Love. ~大好きなキミへ~


「ねぇ、光莉は?」

「私はね、保育士さんになりたいな」

「あ、分かるかも!光莉ちゃんすごく優しいし、母性に溢れてるっていうか……なんか、保育士って感じ!」

「え、本当?だとしたら嬉しい!私、小さい子が好きだからさ、一緒にたくさん遊んだりしたいなって」

「うんうん。でも確かに、光莉ちゃんすごく子供に好かれそう。可愛いから、男の子の園児の間で取りあいになっちゃったりしてね」

「えーもう、やめてよ。可愛いとか言わないで!」

「あははっ……」


頬をぷくっと膨らませて怒りだした光莉ちゃんを見ていると、すごく子供みたいで面白くて。


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