Snow Love. ~大好きなキミへ~
「私のことが、心、配…だったの…?」
「そーだよ。お前がちゃんと学校きてんのか、朝からずっと気になってた」
………やばいかも。
今、私の顔、絶対真っ赤だよね。
「………なんか言えよ」
無愛想な声がしたから、優くんの顔を辿ってみると………
「あはっ」
優くんも、私と同じように顔を真っ赤にして照れくさそうに片手で顔を覆っていた。
「……ったく、笑うなよ」
「ふふっ、ごめんね?優くんがさ、拗ねた子供みたいでちょっとだけ可愛かったから」
舌を少しだけだして、べーってすると、
優くんはまた拗ねたようにそっぽを向いた。