あの時貴方はなにを想ったの?
第一章
ーとある朝のことー
「おはよーー」と私の背中を叩いたのは私の親友夏目那智(なつめなち)だった。
「おはよ」といつも通りの挨拶の私...
「相変わらずだね彼方」とため息をつきながら那智は言った。
彼方は私のこと。
彼方ってよく男と間違えられるけど私は女です!!

私は来栖彼方(くるすかなた) 15歳 高校生です。

那智とは長い付き合いで高校生も同じ高校にした。
那智はかわいくていつもクラスの人気者
それに比べて私はというと髪は黒髪のロングで前髪が長く、左目に眼帯をいつもしている。
那智と私は見た目と性格が正反対だ…
だから那智は私の憧れであった。


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