続・君と流れ星を。
長い長い校長先生の話が終わって、あくびをしながら教室に戻る。
みんなクラス委員がよっぽど嫌なのか、素直に席についていた。
「お前らやればできるじゃん。じゃあクラス委員だけど、まずは立候補するやついるか?」
クラス委員みたいな面倒な役、自らやろうなんて人はなかなかいない。
みんなも、もちろん私もそう思ってたから、「はい」と言う声がした時はかなりびっくりして、クラスがどよめいた。
手を上げていたのは、後ろのほうに座っていたすごく可愛い女の子。
「おっ、宮田がやってくれるのか?」
その宮田さんは先生の言葉にふわりと笑ってうなずいた。