なんでもない日常とちょっと変わった友人
昼食のチャイムが鳴る。
いつものように由美子と昼食をとりながら雑談していると先生がこちらに近づき何かと思っていたら声をかけられた。
食べ終わったら職員室に来いとのことで、日直でもない私は疑問に思いながらも教室を出た。
「ごめんね由美」
「別にいいよ~いっらっしゃーい!」
特に何かしでかした覚えもないので、用事でもあったのかなぁ、いやでもなんで私なんだろうとモヤモヤ考えながら歩いていると職員室の扉の前に着いた。
「失礼します。
一年C組の崎原愛です」
声が通るように言ってから入ると、奥の方から先生が来た。
「すまんな崎原。
ちょっと奥まで来てくれないか」
「はい」
言われた通りに先生の後を着いていく。
中学の職員室に入るのは初めてだけど、なんとなく小学校の職員室より汚いように感じた。
着いていった先は職員室の角の隅で、そこにはついたてがあり、その後ろに低いテーブルを挟んで、少しぼろいワインレッドのソファが二つあった。
そして私から見て奥のソファに、少し私より年が上そうな外国人の男の子が座っていた。
いつものように由美子と昼食をとりながら雑談していると先生がこちらに近づき何かと思っていたら声をかけられた。
食べ終わったら職員室に来いとのことで、日直でもない私は疑問に思いながらも教室を出た。
「ごめんね由美」
「別にいいよ~いっらっしゃーい!」
特に何かしでかした覚えもないので、用事でもあったのかなぁ、いやでもなんで私なんだろうとモヤモヤ考えながら歩いていると職員室の扉の前に着いた。
「失礼します。
一年C組の崎原愛です」
声が通るように言ってから入ると、奥の方から先生が来た。
「すまんな崎原。
ちょっと奥まで来てくれないか」
「はい」
言われた通りに先生の後を着いていく。
中学の職員室に入るのは初めてだけど、なんとなく小学校の職員室より汚いように感じた。
着いていった先は職員室の角の隅で、そこにはついたてがあり、その後ろに低いテーブルを挟んで、少しぼろいワインレッドのソファが二つあった。
そして私から見て奥のソファに、少し私より年が上そうな外国人の男の子が座っていた。