タカラモノ
「お嬢様…奥様はもう、」
「…お父様は、私達を見捨てたのですか?私達、何かお父様の気にさわるようなことしたのでしょうか…」

「…」
ウーウー
「刑事さん。」
「君、ちょっといいか?」署につれていかれたわたしは、刑事さんのすすめで向日葵の丘へ入った。

まるで私を彼の所へと導くように。
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